【2023年最新】競馬のスピード指数、能力指数の比較【有料/無料】

スピード指数の比較

最初にお話しておきますが、現在スピード指数をそのまま使うことで勝てる時代ではありません。

プロの予想家、競馬新聞の担当者、一般の競馬ファンまで、多くの人がスピード指数を参考に競馬予想を行っているため、オッズ的な旨みが全くないためです。

ただ、その指数も使う指数の精度や、指数の使い方によってはまだまだ使えるツールであることも事実です。

スピード指数について詳しくは「スピード指数について」をご覧ください。

有料のスピード指数

西田式スピード指数

西田式スピード指数

西田式スピード指数

日本のスピード指数の先駆けとなったサービスです。

さすが法人だけあり、基準タイムは毎年更新されており、馬場指数などの精度も高い印象です。

ただ、他の有料スピード指数では対応されているスローペースやレース中の不利などにも対応していません。

JRDB IDM

JRDB

JRDB

オリジナルの競馬データを配信しているJRDBのIDMという指数です。

こちらも法人経営されており、毎週きちんとしたデータを配信しています。

西田式の計算式をベースに、スローペース補正や、レース映像から不利やロスも補正しています。

料金も月額1,980円~とリーズナブルで、データ競馬で勝ちたい方にはかなりおすすめです。

私も利用しています。

木下健のアルファベース指数

木下健の競走馬能力指数Alpha-BASE

木下健のアルファベース指数

雑誌「競馬最強の法則」で長い間執筆されていた、元馬券生活者「木下健」が作っているオリジナルスピード指数です。

レース映像補正の先駆け的存在で、今でも信者さんがたくさんおり、私も利用しています。

この指数の良いところは、作者の木下さんがレース映像を何度も繰り返し観て、一頭一頭きっちり補正しているところです。

指数の補正職人さんといったイメージですね。

書籍も数冊出版されており、中でも1冊目に出版された「馬券生活者・木下健の競馬で妻子を養う男の馬券術」は、自分の競馬観を変えた偉大な一冊です。

上記書籍を読めば、どれだけ丁寧にレース映像を分析して補正されているかわかるかと思います。

RB☆STRIKEのルール値

競馬最強の法則 仲谷式RB-STRIKE

RB☆STRIKE

「競馬最強の法則」のサービスの一つです。

実際にはスピード指数ではなくルール値と呼ばれる値になります。

他のスピード指数とは異なり、走破タイムをベースとせず、基準馬を決めて各馬を比較していくような形で毎レース、各馬を評価していきます。

その評価値に、出遅れや、進路不利、展開の有利不利、コーナーロスなどの補正を加えています。

評価値の算出方法がいまいち不明確だったため私は使ったことがありませんが、考え方はとてもおもしろいと思っています。

無料のスピード指数

競馬新聞&スピード指数(無料)

 競馬新聞&スピード指数(無料)

競馬新聞&スピード指数(無料)

過去10年分以上のスピード指数入り競馬新聞を無料で閲覧できる老舗サイトです。

計算式は「西田式スピード指数」と同じです。

(計算式が同じでも、基準タイム、距離指数、馬場指数などの設定値が異なる可能性が高いため、基本的に同じ指数にはなりません)

使ったことがないためスピード指数の精度は不明です。

他にも、先行力を表す先行指数、ペース指数、上がり指数なども無料で掲載されています。

無料でここまで掲載されているのは凄いの一言です。

競馬新聞ゼロ

競馬新聞ゼロ

競馬新聞ゼロ

福岡さんという方が運営されている競馬新聞サイトです。

会員ライセンス別ですが、基本的に無料でスピード指数を見ることができます。

計算方法は載っていないようでしたが、おおむね西田式スピード指数と同様と考えて間違いないでしょう。

結論

競馬は他の馬券購入者と差をつけないと勝てません。

また正確なスピード指数を算出しようとすると、基準タイムの更新、馬場指数用基準タイムの更新、毎週の馬場指数の算出など、かなりの手間がかかります。

それに加え、レース映像を見返して補正を施すとなると一週間競馬漬けになってしまいます。

ですので、誰でも見れてかつ精度が担保されていない無料のスピード指数より、月額数千円を払ってでもレース映像補正がされている有料の指数「JRDB」や「木下健のアルファベース指数」をおすすめします。

どうしても無料が良い場合は、先行指数や上がり指数なども無料掲載されている「競馬新聞&スピード指数(無料)」で良いでしょう。