【2023年最新版】木下健のアルファベース指数【完全解説】

木下健のアルファベース指数【完全解説】

木下健氏のアルファベース指数

木下健さんは、競馬で妻子を養う木下健の法則というサイトを運営されている方です。

木下健の競走馬能力指数Alpha-BASE

長年にわたり、競馬最強の法則で連載されており、私の競馬観に大きな影響を与えてくださった方です。

書籍もいくつか書かれており、大変良書なので是非一読をおすすめします。

木下氏は、スピード指数にレース映像を見て補正を加えた独自指数「アルファベース」を作成、配信されています。

今回はそのアルファベース指数の回収率分析を行っていきます。

アルファベース指数とは

スピード指数を独自の相馬眼で補正した指数。

いわばデジタル(指数)とアナログ(レース観察)の融合。

スピード指数に、各馬の不利やコースロス、スローペースなども独自の相馬眼で補正し、指数に反映しています。

他の人に同じ指数は作れない、職人的な指数ですね。

アルファベース指数の回収率分析

  • 2018~2020年の3年分
  • 障害レースを除く

ここでは上記の条件で分析を行っていきます。

またアルファベース指数は基本的に、予想指数(今走で出せるであろう指数の予測値)ではなく、結果指数(レース終了後の結果データを元に算出される結果値)のデータです。

ですので今回検証するデータは、その馬の「今走と同トラックの結果指数」の最高3走平均値に「今走の斤量補正」を施したCrossFactor内で生成している独自の予想指数で分析しています。

トラック別のアルファベース指数

アルファベース指数 – 芝コース (2018.1.1 – 2020.12.31)

アルファベース指数-芝

アルファベース指数 – ダートコース (2018.1.1 – 2020.12.31)

アルファベース指数-ダート

芝・ダート共に、指数1位の単勝回収率が89%を超えています。

また、芝コースでは指数2位まで、ダートコースでは指数3位までが複勝回収率80%を超えており、予想ファクターとして採用しやすい回収率データとなっています。

トラック・距離区分別のアルファベース指数

アルファベース指数 – 芝コース 短距離 (1000-1399m) (2018.1.1 – 2020.12.31)

アルファベース指数-芝-短距離

アルファベース指数 – 芝コース マイル (1400-1699m) (2018.1.1 – 2020.12.31)

アルファベース指数-芝-マイル

アルファベース指数 – 芝コース 中距離 (1700-2099m) (2018.1.1 – 2020.12.31)

アルファベース指数-芝-中距離

アルファベース指数 – 芝コース クラシック (2100m以上) (2018.1.1 – 2020.12.31)

アルファベース指数-芝-クラシック

芝のマイルまでの回収率が単複共に驚異的に高く、加点条件です。

中距離以上の複勝回収率はマイルまでと比べて低くなっており、その距離に関しては別の指数を採用するのも一考でしょう。

アルファベース指数 – ダートコース 短距離 (1000-1399m) (2018.1.1 – 2020.12.31)

アルファベース指数-ダート-短距離

アルファベース指数 – ダートコース マイル (1400-1699m) (2018.1.1 – 2020.12.31)

アルファベース指数-ダート-マイル

アルファベース指数 – ダートコース 中距離以上 (1700m-) (2018.1.1 – 2020.12.31)

アルファベース指数-ダート-中距離

ダートの回収率は全距離において単複共に非常に優秀です。

短距離では指数2位までが複勝回収率80%超え、中距離では指数1位がなんと複勝回収率100%超え、中距離以上では指数5位までが複勝回収率80%を超えています。

アルファベース指数まとめ

  • 全体的に回収率が高く、予想ファクターに取り入れやすい。
  • 芝のマイルまでの回収率が単複共に驚異的に高く、加点対象。中距離以上は別の指数を採用するのも一考。
  • ダートコースでは、全距離において単複共に非常に優秀な回収率。
  • 芝コースでは10位以下、ダートコースでは指数11位以下が大きく減点対象。

以上となります。

それでは素敵な馬券ライフを!