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ハイブリッド指数とは
京大式スピード指数の久保和功さんが運営されている競馬サービスのスピード指数です。
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「ハイブリッド指数」とは、過去のスピード指数から算出された今走の予測指数に、今走の「追切指数」、「乗込指数」などを加味した予測指数です。
ベースとなるスピード指数は、独自のスローペース補正や、レース中の不利やコーナーでの距離ロス補正などがなされた指数となっています。
追切指数と乗込指数は、調教内容を指数化したものです。
追切指数とは、調教時計やフットワーク、併せ馬の着差などから調教内容を評価し数値化したもので、前走時から追切内容が上向いているのか、下向いているのかの指標になります。
乗込指数とは、中間の調教内容を調教の強度や本数から分析した数値で、調教量を計る目安として利用できます。
過去のスピード指数から今走の予測し、そのスピード指数に調教分析ファクターを加味したものになります。
詳しく見たい方は下記をご覧ください。
ハイブリッド指数の回収率分析
- 2018~2020年の3年分
- 障害レースを除く
ここでは上記の条件で分析を行っていきます。
トラック別のハイブリッド指数
ハイブリッド指数 – 芝コース (2018.1.1 – 2020.12.31)
ハイブリッド指数 – ダートコース (2018.1.1 – 2020.12.31)
芝・ダート共に、1~2位まで複勝回収率80%を超えており、加点対象とできます。
芝コースは8位以下、ダートコースは9位以下の複勝回収率がかなり低く、減点対象とできます。
芝・ダート共に、指数上位の方が回収率が高くなっており、信頼できる指数であることがわかります。
トラック・距離区分別のハイブリッド 指数
ハイブリッド – 芝コース 短距離 (1000-1399m) (2018.1.1 – 2020.12.31)
ハイブリッド – 芝コース マイル (1400-1699m) (2018.1.1 – 2020.12.31)
ハイブリッド – 芝コース 中距離 (1700-2099m) (2018.1.1 – 2020.12.31)
ハイブリッド – 芝コース クラシック (2100m以上) (2018.1.1 – 2020.12.31)
芝コースは、短距離がもっとも複勝回収率が低く、中距離以上の複勝回収率が高くなっています。
独自のスローペース補正が有効に働いているようです。
ハイブリッド – ダートコース 短距離 (1000-1399m) (2018.1.1 – 2020.12.31)
ハイブリッド – ダートコース マイル (1400-1699m) (2018.1.1 – 2020.12.31)
ハイブリッド – ダートコース 中距離以上 (1700m-) (2018.1.1 – 2020.12.31)
ダートは距離に関わらず優秀な回収率となっています。
ダートコースは、どの距離でも指数1位が非常に優秀です。
スピード指数はダートコースが得意なのが如実に出ており、距離的にはマイル以上の複勝回収率が特に高くなっています。
ハイブリッド指数まとめ
- 芝コースは、中距離以上の複勝回収率が良い。
- ダートコース短距離の指数1位は、複勝回収率87%。
- ダートコースマイル以上は、距離の指数1~4位までは、複勝回収率80%以上。
以上となります。
スピード指数はかなりメジャーな予想ファクターなので、スピード指数だけで馬券で勝ち続けるのは難しいのですが、ファクターの一つとして取り入れるのはぜんぜんありかと思います。
それでは素敵な馬券ライフを!