馬齢と季節と馬体重の関係

馬齢と季節と馬体重の関係

馬齢と馬体重の関係について調べてみました

下記が馬齢・月別の馬体重の推移のグラフです。

馬齢月と馬体重の推移

基本的に馬体重は右肩上がり

馬体重は年を重ねれば重ねるほど増えていく傾向にあります。

競走能力のピークとは関係なく、基本的に馬体重は増え続けていきます。

2歳時、馬体重は右肩上がり

2歳は人間で言えば8~11歳くらいに相当するので、がぜん成長期という感じですね。

馬体もどんどん大きくなっていきます。

馬齢に関係なく、1月の馬体重が重い

馬齢に関係なく、1月の馬体重が重くなり、そこから夏まで緩やかに減っていきます。

データで見ると一目瞭然ですね。

冬季の馬体重増は自然なことで、減点対象とは言えません。

逆に冬季に馬体重が減っていた場合、何か問題があったと考えるのが自然でしょう。

7月~8月の夏季の馬体重が軽い

こちらも馬齢に関係なく、7月~8月の馬体重が低くなっています。

そこから1月にかけてまた増えていくようなイメージです。

同じ量運動しても、夏場は馬体重が落ちやすく、夏場の馬体重減は自然なことで、こちらも減点対象とは言えません。

逆に夏場に馬体重が増えていた場合、追い不足や調教できない理由があったと考える方が自然です。

まとめ

馬体重は、増えているから良い、減っているからダメという単純な考察ではなく、馬齢や季節と共にデータ検証をしていくことが重要です。

  • 9~1月に馬体重が減っている馬は注意
  • 7~8月に馬体重が増えている馬は注意

という感じです。

馬券検討の参考になれば幸いです。