Team.D オリジナル高精度競馬データ

Team.Dオリジナル高精度競馬データ

Team.Dの高精度オリジナル競馬データについて

能力指数の算出について

走破タイムをベースにさまざまな補正を行い、レースでのパフォーマンスを正確に数値化しています。

レース映像を分析している方は大勢いらっしゃいますが、「より正確なデータで最高精度の能力指数を作りたい」という思いからオリジナルデータの取得をはじめました。

距離ロスを正確に算出

距離ロスを能力指数に反映させているという能力指数は多数ありますが、私はその距離ロスが正確に計算されているとは思えませんでした。

4コーナーでの内外位置のみで補正されているような印象を持っており、他のコーナーでの距離ロスは計算されていないように思います。

私は競馬において距離ロスの影響はかなり大きいと考えています。

1・2コーナーや3・4コーナーで1頭分外を回ると、約1馬身ものロスになります。

内に4頭馬をおいてコースを1周回るとおよそ8馬身ものロスになります。
(コースによって変わります)

Team.Dでは、パトロールビデオから平地競走の全レース・全コーナー・全馬の内外位置を正確に取得し、さらに競馬場・コーナー毎の半径や角度から距離ロスを可能な限り正確に計算しています。

レース中の不利やロスを補正

レース中に起こった不利やロスについて、その事象が発生しなければどれくらい前にいたか、ということを可能な限り正確に推測して数値化し補正しています。

レース映像から補正する不利やロスの主な項目は下記の通りです。
(例外的な補正パターンもあります)

  • 前が塞がる、前が詰まる不利
  • ブツかる不利、ブツけられる不利
  • かかるロス
  • 砂をかぶる不利
  • つまづくロス
  • 騎手の騎乗ミスによるロス

ペースによるロスを補正

競馬ではコース毎に最も適した(もっともタイムが速くなる)ペース配分があります。

走破タイムを上がり3F地点で2つに分けてペース配分を指数化し、コース毎に設定してある補正ペース係数を掛けて、ペース補正を行っています。

もっともタイムが速くなるペース配分(基準ペース)では補正なし、基準よりペースが速い場合はHペース補正、基準よりペースが遅い場合はSペース補正を行い、ペースによるタイムへの影響を正確に補正しています。

こうすることで、スピード指数における弱点でもあるスローペースで、不当に指数が低くなることもありません。

馬場補正

同じ良馬場でも時計の速い馬場、遅い馬場が存在するのは周知の事実です。

Team.Dデータでも同様に、1レースずつ丁寧に分析し、馬場補正を行っています。

直線馬場補正

直線での内外の馬場差を補正しています。

基本的に芝コースのみです。

ここは計算によって数値化することが非常に難しく、感覚的なものになるため、馬場の影響度をよく見る力が必要です。

過剰な補正にならないよう細心の注意を払って補正しています。

予想前半3Fタイム・予想後半3Fタイム

過去の競走データとレース映像データから、各馬の今走予想される前半3Fタイム、後半3Fタイムを算出しています。

調教指数

競馬新聞には調教タイムが掲載されていますが、その値をそのまま予想に反映するのは得策ではないと考えます。

コースによるタイムの出やすさ、調教コースでの馬場補正がされていないからです。

栗東坂路での4Fタイムと、美南ウッドコースでの4Fタイムとでは、その価値がぜんぜん違います。

Team.Dでは、調教コースごとに基準タイムを設定してコースによるタイムの出やすさを補正、さらに馬場補正、内外位置の補正を行い、各調教での調教パフォーマンスを正確に評価しています。

さらに、1Fタイムも評価し、調教パフォーマンスとして評価し、ミックスしています。

パドック分析(予定)

競馬で勝つにあたり、できるだけ多くのファクターを使用すべきだと考えています。

さらに、人とは違うファクターを取り入れることで、期待値は上がります。

強い馬での

また、パドックでの評価は

Team.Dでは、下記の項目についてパドックデータを取得予定です。

  • 馬体評価
  • 気配評価
  • 踏み込み評価
  • 馬具
  • その他(馬っ気、フケ、フンの状態、蹄の形状など)

まとめ

以上がTeam.Dオリジナル競馬データの概要となります。

2021年9月現在、過去分のデータについてレース映像を分析中で、2022年内に配信を予定しております。