競馬ソフトTARGETのペース指数「PCI / PCI3 / RPCI」とは

競馬ソフトTARGETのペース指数「PCI / PCI3 / RPCI」とは

競馬ソフトTARGETのPCI/PCI3/RPCIとは

前半 / 後半のペース比を表すPCI / PCI3 / RPCI

データ競馬の定番ソフト「TARGET」には、さまざまなオリジナルデータがあります。

その中でペースに関する指数「PCI」「PCI3」「RPCI」について解説します。

PCI

PCIとは

PCIとはペースチェンジ指数のことで、上がり3F地点までのタイムと上がり3Fタイムの比を表したものです。

PCIは馬ごとに存在し、各馬の前半と後半のペース比がわかります。

PCIの計算方法

PCIの計算式は下記のとおりとなります。

ペース部タイムの3F換算タイム ÷ 上がり3Fタイム × 100 - 50

ここでいうペース部タイムとは、上がり3F地点までの走破タイムを指します。

走破タイム - 上がり3Fタイム

ですね。

ただし、上がり3F地点までのタイムはそのままでは上がり3Fタイムとの比較ができないため、3Fタイムに換算してあります。
(TARGETではこれをAve-3Fと表現しています。)

ペース部タイムを、3Fだった場合のタイムに換算してみる

ペース部タイムを3F換算する計算式は下記のとおりとなります。

(走破タイム - 上がり3Fタイム) ÷ (レースのハロン数 ― 3)

例えば1600mを、1.35.0、上がり35.0で走った馬がいた場合、その走破タイム1.35.0を秒換算すると95.0秒(8F)になります。

そのタイムを上がり3F地点までと、上がり3Fタイムに分けると、(前半5F)60.0秒、(上がり3F)35.0秒となります。

60.0秒÷5Fで1Fあたりのタイムに換算すると12.0秒となり、それに3を掛けることで、3F換算タイム(今回の場合は36.0秒)になります。

最後にPCIを算出する

上記で算出されたペース部タイムの3F換算タイム(36.0) ÷ 上がり3Fタイム(35.0) = 1.028となり、それに100を掛けて50を引くと、52.8となります。

これがこのレースのこの馬のPCIとなります。

PCIの基準は?

PCIは、50を中央値とし、ペースが遅ければ遅い(スローペース)ほど大きな値になり、逆にペースが速ければ速い(ハイペース)ほど小さな値になります。

50に近ければ近いほどミドルペースであると言えます。

既存のペース指標としてよく使われるS(スロー) / M(ミドル) / H(ハイ)で表現するなら下記のような感じが妥当かと思います。

PCI ペース
~47.9 ハイペース
48.0~49.9 ややハイペース
50.0~52.9 ミドルペース
53.0~55.9 ややスローペース
56.0~ スローペース

PCI3とは

PCI3とは、そのレースにおける入線順位が上位3頭の馬のPCIの平均値です。

コースやクラスごとにPCI3の平均値を調べることで、そのコースにおける最も良いであろうペース配分を知ることができます。

当サイトのコースデータには、コース毎クラス毎のPCI3の平均値も掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

RPCIとは

RPCIとはレースペースチェンジ指数のことで、レースラップの上がり3F地点までのタイムと上がり3Fタイムの比を表したものです。

これはほとんどの場合、逃げ馬のPCIとなります。

馬や種牡馬などの様々なファクターにおいて、どういったレースペースのときに成績が良いか、どういったレースペースのときに成績が悪いかなどを調べて、予想に活かすことができます。

まとめ

以上が競馬ソフトTARGETにおけるペース指数3種類の説明となります。

算出方法はシンプルですので、TARGETをお持ちでない方も競馬新聞などから算出することが可能です。(若干面倒ではありますが)

コース毎に発生しやすいペース配分を調べてレースペースを予想し、馬や種牡馬などのペース適性を過去データから見定め、このレースで推測される予想ペースはどの馬の得意なペースになるのか、どの馬に有利なペースになるのかなどを馬券検討に活かすことができれば、回収率も上がることでしょう。

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