コース攻略用に脚質別の回収率の基準を調べてみる

コース攻略用に脚質別の回収率の基準を調べてみる

競馬の脚質別の回収率

コース毎・脚質別に回収率分析を行っているのですが、どのコースもだいたい逃げがかなり良く、先行〇、差し▲、追込✖、といった分布になっています。

他コースと比べてどの程度良いのか、悪いのかを確認するために、基準となる回収率を調べてみました。

なおデータは、2014年1月1日~2018年12月31日までの5年間、人気が1~12番人気の馬を対象としています。

脚質の算出方法について

今回は競馬データベースソフト「TARGET」を使って分析していきます。

TARGETで表示される脚質は、どのような算出方法で導かれたものかを載せておきます。

なおTARGETではJRA-VANの脚質を採用しているため、下記はJRA-VANデータの脚質判定方法となります。

逃げ
最終コーナー以外のいずれかのコーナーを1位で通過した場合、その馬のそのレースでの脚質を逃げとします。
先行
逃げに該当しない馬で、最終コーナーを4位以内で通過した場合、その馬のそのレースでの脚質を先行とします。
差し
逃げ・先行に該当しない馬で、最終コーナーの通過順位がそのレースの出走頭数の3分の2以内だった場合、その馬のそのレースでの脚質を差しとします。 尚、出走頭数が8頭未満のレースでは、差しは該当なしとします。
追込
逃げ・先行・差しに該当しない馬のそのレースでの脚質を追込とします。

脚質別の回収率データ

それではまず、障害レースを除いた全レースの脚質別データを見ていきましょう。

障害を除く全レースの脚質別データ

脚質回収率分析-ALL

逃げは、勝率18.9%、回収率159.5%とかなりの高回収率です。

競馬はやはり逃げが圧倒的に強いですね。

先行も、勝率13.9%、回収率112.5%と高回収率です。

差しは、勝率6.2%、回収率63.5%と一気に回収率が下がります。

追込は、勝率2.4%、回収率31.5%とかなり絶望的な数字になっています。

このデータを基準に、他のデータと見比べていくことにします。

芝・ダート・脚質別の回収率データ

続いて、芝・ダート別に見ていきましょう。

芝の脚質別回収率データ

脚質回収率分析-芝

ダートの脚質別回収率データ

脚質回収率分析-ダート

芝とダートの違い

逃げに関しては大差ありません。どちらも強く、回収率も高いです。

先行は、ダートの方が的中率・回収率共に高く、芝より前有利であることがわかります。回収率は25%以上も高くなっています。

逆に差しと追込は、芝の方が的中率/回収率共に高くなっています。

とはいっても回収率は低く買いにくい脚質であることに違いはありません。

距離・脚質別の回収率データ

続いて距離別のデータを見ていきましょう。

芝の距離・脚質別回収率データ

脚質回収率分析-芝1000-1399

脚質回収率分析-芝1400-1699

脚質回収率分析-芝1700-2099

脚質回収率分析-芝2100-2499

脚質回収率分析-芝2500以上

芝コースの距離別データを見たところ、距離が短くなるにつれて逃げ馬の的中率/回収率が悪くなっています。

マイルまでは回収率180%前後を推移していますが、中距離~クラシックだと150%前後、長距離だと90%を切るまで下がっています。

先行は、すべての距離で安定した回収率になっていますが、長距離では最も回収率の高い脚質となっています。

逃げが不調な距離で、それなりに前につけている先行馬の回収率が高くなっている感じですね。

差しの回収率は70%前後、追込の回収率は22~40%でなかなか買いにくい脚質です。

ダートの距離・脚質別回収率データ

脚質回収率分析-ダート1000-1399

脚質回収率分析-ダート1400-1699

脚質回収率分析-ダート1700-2099

脚質回収率分析-ダート2100以上

ダートは中距離帯までは逃げ馬が圧倒しています。

2100m以上だと先行の方がよくなっています。

どの距離区分でも逃げと先行の回収率がかなり高いですね。

差しの回収率は60%前後、追込の回収率は22~40%で、芝同様買いにくい脚質です。

脚質別回収率データの基準についてまとめ

コースデータを見るときにこれらのデータを参考に比較してみると良いでしょう。

それでは良い馬券ライフを!

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